2012年6月13日水曜日

立山のライチョウの生態を探る②

こんにちは☆

今日は、『雷鳥の1年(前編)』についてご紹介します。
浄土山から真砂岳、立山を望む雷鳥(オス)

3月下旬~4月上旬 : オスの群れが室堂平に現れる
4月中旬~4月下旬 : メスの群れが室堂平に現れる
4月下旬~5月下旬 : 番(つがい)形成、ナワバリ争い・維持行動
5月下旬~6月中旬 : 交尾
6月中旬~7月上旬 : 営巣

ナワバリ争いをするオス達
早春(4月中旬頃)にはメス同士の争いも見る事が出来る

今まさに、交尾の時期!

①オスが目の上の肉冠(赤い部分)を膨らませて、尾羽を扇形に立て、
両翼を引きずり、頭を下げてメスに近づきます。
これを『求愛ディスプレイ』と言います。
(※ここでメスが受け入れると、メスは「クークー」と甘えた声で鳴きます)
②オスがメスの首をくわえて背に乗ります。
③オスが風切羽(かざきりばね)を広げてメスを包み込むようにし、尾羽を下げます。
④メスが尾羽を上げたら、交尾成功です☆
愛するメスに向かって突進するオス
(この後、メスは受け入れてくれなかった・・・頑張れオス雷鳥!!)

室堂平の雷鳥の産卵数は平均5.6卵です。
雷鳥は、1日1卵産卵し、産みながら巣の形を成形していきます。
その為、巣が完成するまでに約1週間かかる事になります。

巣をつくる場所は、ハイマツの林縁部など人目につかない場所が多い為、
私達が巣を見つける事が出来るのは、巣が完成し、抱卵期に入ってからがほとんどです。
しかし、中には人通りの多い遊歩道近くに巣をつくる雷鳥もいます。
雷鳥も人間と同じように、性格も様々なようです(*’’)

抱卵期は・・・後編に続く!

交尾をする瞬間は、めったに見る事が出来ず、とても貴重なものです。
私もその瞬間に出会う為、今日もまた散策に出かけます☆
仲良くエサを食べる夫婦

雪が降ると、雪だるまを作ったり雪合戦をして遊んだ記憶があります。
先日、みくりが池温泉のベンチで「雪だるま」ならぬ「雪雷鳥」を見つけました。
とても上手に作ってあったので、騙されそうになりました。
でも良く考えたら、この時期に真っ白な雷鳥はいない・・・(* ̄△ ̄*)

雪のある生活に慣れてしまいつつあった雪女の私は、
この雪雷鳥を見て、心がほんわかし、どこか懐かしい気持ちになりました。
私も、雪雷鳥を作ってみるぞぉ☆

山ガール西田